love gymnastics!!

高校から楽しんで体操してたら20年ぐらいいつの間にか経過していた人のブログ。最近の目標: スタンド宙1ひね | 後方宙返り2回半ひねり | 前方宙返り2回ひねり | 開脚上水平

【2013年12月1日追記】倒立のポイント

[2013_12_1追記しました] ラストに追記しました → p.s.5 ポイント③

器械体操といえば

多くの基本の技がありますが、

倒立はその一つ。

大事な大事な基本の技の一つです。

倒立がカッコ悪かったなら

まだまだだなぁと思うし、

うまい人は倒立がとってもきれいです。

そんな倒立ですが、最近ようやっとしっくりきました。

そのしっくりポイントは最後に話すとして、

授業でも説明がもちろんありました。

そのポイントは、

①【体を一直線にする】

②【肩幅で床を押す】

ということです。

倒立の絵

①【体を一直線にする】

に関しては

手の上に肘、

肘の上に肩、

肩の上に腰、

腰の上に膝、

膝の上に足先

といった感じで上から下までまっすぐにするということで、

腕を伸ばすことや、

肩でバランスを取るようにすること

肩を開くこと

おなかを出さずにまっすぐにすること

などが注意すべき点としてあげられると思います。

②【肩幅で床を押す】

に関しては

それが一番腕が物理的に体を押しやすい位置にあるということからです。

練習方法としては、

・壁を使って倒立

・補助者につま先を抑えてもらって倒立

・補助者に横についてもらって倒立のバランスを見てもらい必要に応じて補助してもらいながら倒立

・倒立バーを使って倒立

・自分一人でバランスを取る

などなどありますが、

徐々に倒立する時間を増やしながら、

練習し、

一人でバランスを取るときも

補助者に自分の体がどうなっているかみてもらうといいでしょう。

では最後に、最近ようやっとつかんだコツについて。

長いこと体操をやってて一応止まるし、

形もそれなりにきれいといわれたんだけど…

なんだかしっくり来ない感じ。

うまい人のを見ると安定感がもっとあるし…

そしてそのポイントは肩でした。

私の肩

実は右肩が長いこといたかったので

フィジカルセラピストのドクターに診てもらいまして、

治療のトレーニングを行っておりました。

症状としては

ねっ転がってゆっくり両肩を下から上まで上げると

右肩がなんだかうまくかえってないような、

そして肩をかえす過程でちょいと痛い個所が…

…と、この肩の話は後日またあらためてするとしまして、

とにかく、

その過程で肩の使い方を考えてみました。

その状態とは…

まず鏡の前へ。

肩をあげてみてください。

そして下げてみてください。

そう、その肩を下げた状態でそのまま腕を真上へ。

それをそのままひっくり返した形が今までで一番安定した倒立を可能にしました。

ドクター曰く、

肩にある骨、ソケット(肩甲骨)部分にボール(腕)がはまっている時が一番力が入りやすい。

とのこと。

きっとこのポジションは腕がしっかりソケットに入っているのでしょう。

お試しあれ。

(もしかしたらこれが肩が入ってる状態?かもしれません。)

後は上がったひざを意識してみたりするとバランスがとりやすいかと。

肩の柔軟性も必要ですね。

そういえばガンバの藤巻君とその友達は1週間ぐらいで倒立止めてたっけ。

これで誰かすぐできるようになるだろうか…

どなたか、

これで倒立止まった!って方いらっしゃいましたらご報告お待ちしております。

長文読んでいただきありがとうございます。

Andrianov

p.s.

吊り輪の倒立のポイントは輪っかを逆ハの字にすること。

最初は押しにくいかもしれませんが、神経をそこに集中して練習していれば

そのうちできるようになります。

特にシンピのときなど曲がりやすいですからね~

吊り輪の支持は最初力がなくてハの字になってしまいますが、逆ハの字が基本です!

倒立のためにもガンバりましょう!

p.s.2

真っすぐを体感するにはこんな方法も

こちらからどうぞ

p.s.3

倒立のことは英語でhand stand と言います。

p.s.4

何人かに試してもらったところ、結構倒立を止められる人には効果あり。

止まるけど少し疲れるということが判明。

ま、トレーニングしてればOK?

もしくはここぞというときにでも^^

p.s.5

追記:

ポイント③【地面を手首と指で押してバランスをとる】

倒立で立つためにそういえば大事なポイントです。

それは【地面を手首と指で押してバランスをとる】ことです。

ようするに、立っている時の足首から下の足で行っていることを手首でも行うということです。

これは普通に立っている状態での実験で説明できます。

・まず真っすぐに立つ。

・足首から下の力を抜く、その状態をキープ。(その時点でちょっと倒れそうかも)

・誰かに後ろから背中をちょんっと押してもらう。

・もしくは自分で少し体重を前にかけてみる。

・倒れちゃうので気をつけて(笑)

ということは、足首から下を動かさないととても立っていられないということ。

これは倒立している時も同じ。

手首から下の力を調節しないと体は立っていられないわけです。

お試しあれ^^