love gymnastics!!

高校から楽しんで体操してたら20年ぐらいいつの間にか経過していた人のブログ。最近の目標: スタンド宙1ひね | 後方宙返り2回半ひねり | 前方宙返り2回ひねり | 開脚上水平

終わりよければ

すべて良し。

そう、最後がいいと何かと良いものとして印象に残るもの。

その言葉を器械体操の演技に当てはめると

終末技

を決めるところになります。

終末技といえば、

すべての種目に共通するのが、

着地。

今日はここを少し意識すれば

とめやすいかも

というところをご紹介したいと思います。

着地といえば、

ひざを柔らかく使う

ということが良く言われると思います。

あとは、着地を早くから見に行くなど。

しかし、今回意識する場所はちょっと違います。

その場所とは、

“大腿骨大転子”

こちらから見てみてください。

見ていただけると分かるように、

骨盤につながってる足の付け根部分で、横に出っ張っている部分になります。

座っていると分かりにくいので

まっすぐ立っていただいて

腰の出っ張っているところから

こぶしひとつ分ぐらい下に

骨の出っ張りがあるのが感じられると思います。

そこが大腿骨大転子と呼ばれる部分です。

ではなぜここを意識するといいのか。

実は大学の体育の授業で

その先生がここの足の場所を意識しながらジャンプする

ということを授業で取り入れていたので

少し体験したのです。

そして、着地のとき止めやすい形にするには、

この場所を少し後ろにつきだす感じにすることです。

少しお尻を突き出す感じでしょうか

ひざが前に突き出すように曲がるとしたら、

この大腿骨大転子は後ろに突き出すように曲がる感じだと思います。

教えていただいた先生は陸上の先生なのですが

その時教えてもらった記憶ではスキーのジャンプのとき

このポーズが力が入るとかいらないとか。

実際、結構力が入りました。

そしてその授業で私はどうしたら体操につながるか考えながら

授業を受けていました。

なので

体操なら着地に使えるんじゃないか?と思いやってみたら

何となくジャンプした後の着地がとりやすい

気がしたのです。

絶対に効果が出るというものではないと思いますが、

やってみて着地が取りやすいようでしたら

ぜひ意識してみてください。

私がこれを知る前は

イメージ的に着地のとき使ってる場所が

膝しかイメージできなかったのですが

良く考えたら大腿骨大転子も大事な関節の一つ

(正確には少し内部の股関節ですが)

ですのでここでもバランスを取っているのではないかと。

この場所を知る前までは

体って膝で曲がって、あと

腰から曲がるのかな(屈伸の姿勢するときなど)って思ってました。

ここの関節の存在が薄かった気がしました。

意識できるところが増えると

体操で体をどう動かすかをもっと考えやすくなると思うので

ここに関節があるということを知っておくだけでもプラスになる。

と思います。

要は股関節ってことなんですけど、

私、股関節って柔軟のときによく聞いてたのでそのイメージが強くて

横に開くほうばっかりに気がいっていたみたいです。

前にも曲がるとこだったんですよね^^;

着地のときは、

着地を先取りできる体勢を作り、(先に見るなど)

膝を柔らかく使い、

大腿骨大転子を後ろに持っていってバランスを取る

この二つの関節と体全体を使って着地のショックを吸収するイメージです。

今日はこの大腿骨大転子の話でした。

長文読んでいただきありがとうございます。

Andreanov

P.S.

今ちょっとベガスに来ています☆

が、柔軟と、違和感あるところのケアしてます。

柔軟は毎日が大切ですよね。

なかなか続かなかったときもありましたなー

いずれは柔軟についても書いてみます。