段違い平行棒のふりとび倒立について少し書かせて頂きます。
この技は、身長が伸びてから下バーに足が当たるようになって苦労しているという人を何人か知っています。
特に私は、小学校6年生から8年空いて体操を再開し、久々にふりとび倒立を練習したので、
身長の影響をかなり感じて苦労しました。
8年で身長が10センチ以上伸びたので、同じようにするとスイングだけで思い切り下バーに足をぶつけてしまいました。
そこで、これはやり方を変える必要があると思い、周りの人に聞きながら試行錯誤を繰り返して自分のやり方を見つけられました。
ここでは、そのやり方を紹介します。
まず、下バーに足をぶつけないようにするために、抜く位置というか、足先を落とす位置を少し後ろにしました。
すると早い段階で足先が上に向いてくれるので下バーにはあたりません。
この時に気をつけることは、胸を開かずに締めておくことです。
次に、上のように抜く位置を後ろにしてしまうと、足先が下バーの方向に流れ気味になってしまい倒立からは角度がついてしまいます。
これを解決する方法は手の離し方です。意識的に片手ずつ離すのがコツです。
1つめの手を離した瞬間に頭と足先がひっくり返り、しかもカラダをひねりやすくなるので一石二鳥です。
さて、このままだと倒立にはハマりますがカラダをひねりすぎてしまいます。
バーを持ったときにカラダが捻れてしまうということです。
これをなおすには、後に離す手が重要です。
意識的に片手ずつ離すので、もちろん後の手は上バーに残ることになるのですが、
この手は離したら素早く下バーを掴みにいきます。
そうすると、完全にお腹がまっすぐ下バーの方向に向いた状態でバーを持てるので、あとはカラダを締めれば倒立にハマります。
以上の方法が、私のやりかたです。あくまで個人的な見解ですが、これが少しでもだれかのお役に立てれば幸いです。
こんな感じです。参考までにどうぞ。
by S
*サイトを作り直すので、以前作ったサイトに投稿してもらっていた記事を移動しました(投稿者に確認済み)